静岡県より「マスクの着用の考え方と就学前児の取扱いについて」広報依頼がありました。
令和4年5月20日付け厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部・こども家庭局連名の事務連絡にて示されたマスク着用の考え方を踏まえ、静岡県新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(5月24日開催)に意見を聴き、マスク着用が不要な場合を明確化されました。
1 マスク着用の感染症対策上の位置づけ
国の基本的対処方針のとおり、基本的な感染対策としてのマスク着用の位置づけは、これまでと変わりありません。
2 今回マスク着用が不要な場合を明確化した理由
・これから気温・湿度が高くなるため、熱中症のリスクが懸念される。
・マスク着用が長期化する中で、表情が見えにくくなることによる小児の発達への影響が懸念される。
・どういった場面で外してよいのかという声も寄せられている。
3 マスク着用が不要な場合等
・屋外では、近くで会話をしなければマスクは不要
・就学前の子どもには、マスクは原則不要
・マスク着用が推奨される場合に変わることがあるので、外出時は常にマスクを携行
4 留意点等
・本人の意に反して、マスクの着脱を無理強いすることがないようお願いします。
・屋内・屋外、会話の有無などによるマスク着用の要否については、「場合別のマスク着用の参考表」を参照してください。
・本通知の趣旨は、マスクが不要な場面を明確化するというもので、濃厚接触者の考え方(※)自体には変更ありません。
※濃厚接触者の考え方
1メートル程度の距離で必要な感染予防策(マスク着用等)をとらずに陽性者と15分以上接触した人など。
・就学前の子どもについても、以下の例などではマスクを着用する場合があります。
例)施設内に感染者が生じている場合などにおいて、施設管理者がマスク着用が必要と判断した場合